誰も話さないオタクとお金の話(ようこそ地獄の入り口へ)

前にこんなニュースがTwitterを流れてきた。
テレビ「オタ活費用年間25000円」実際いくらなのか?
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言わずもがな「こんな低いわけがない」という意見が大多数。そりゃそうだ。

「オタク」市場に関する調査結果 2014
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この数字も周囲の学生・社会人オタクの知り合いを見る限り実体と乖離している。調査要綱・調査方法を見る限りやはり信用ならない。

ここである係数からもう少しリアルな値を算出しようと思う。

【オタク係数の計算式】(毎月のオタク消費額)÷(毎月の収入額)×100 
出典:オタク係数
このオタク係数というものは、収入当たりの趣味に使う費用をパーセンテージ化するもののようだ。10%が適当、20%以上は使い過ぎで危ない模様。例えば支出安全圏のオタク係数10%とすると収入20万円として趣味に使っていい額は2万円、15万円の人は1.5万円となる。
今回は間をとってオタク係数を15%として社会人・学生など諸々考慮して月の収入額25万・この15%の3.75万円として、これを年間で算出すると45万円…キリの良い所で40万円。この趣味への年間支出40万という数字を自分自身や周囲と比べてみてもそう間違った数字では無さそうだ。年間40万円を多いと思うか。

ここで人生において誰もが必要となる代表的なお金でちょっと考えてみて欲しい事がある。

人生に必要なお金ってどのぐらいか知ってる?
年間40万円を趣味に使う事は決して悪い事ではない、しかしこの趣味を生涯続けるにはそれなりに計画を立てていく必要がある。そこで人生に必要なお金をざっと書いてみようと思う。若い人には遠い事であまり考えた事がない人も多いと思うが知っていて損は無い。とりあえず簡単に記載。
1.人生設計によって必要になるお金
・子ども一人にかかる教育費:約1,000~2,000万
2.必ず必要になるお金
・老後費用【N万円×12ヶ月×30年】:7,200万~1億円
出典:AllAbout
これ以外でも家を買いたい人や車が欲しい人などはお金が別途必要になってくる。こう列挙してみると予想以上に人間、金がかかるものである。子供の有無など人それぞれなもの以外で絶対必要になる老後に生きていくための費用約7000万円をどうするか考えてみよう。

どのぐらい貯金すれば間に合うの?
こんな高額をいきなり用意しろと言われても無理なのでまずは60代に入るぐらいまでに用意しようシミュレーションGO!
だいたい収入の1割、月収20万円の人が1割の2万円を貯金に回した例がこちら。

25歳から1ヶ月に2万円の貯金した場合
30歳: 5年*12ヶ月*2万円=120万
35歳:10年*12ヶ月*2万円=240万
40歳:15年*12ヶ月*2万円=360万
45歳:480万

65歳:約1,000万

この65歳の時点で老後資金が6,000万円足りない…。

サラリーマンの生涯年収では?
視点を変えてサラリーマンの生涯年収でシミュレーションGO!
サラリーマンの生涯年収はおよそ2億円(年収500万で40年勤務)として、収入の1割を貯金したとしても2,000万になる。:出典

これでもまだ5,000万足りない…。

じゃあ2割を貯蓄しよう>まだ3,000万足りない
じゃあ3割を貯蓄しよう>まだ1,000万足りない
ダメ押しをすると、老後資金は7,000万としているが、もし老人ホームなどに入居することになった場合はこれに入居費など1,000~…万の上乗せがある。

お分かり頂けただろうか、ここが隠された地獄の入り口である。
「年金を払っているから大丈夫!」という人は本当に今の日本経済からそれなりの額が支払われるか調べてみる事をオススメする。
「いざとなったら生活保護がある」と考えている人は年金制度が破綻した後にまともな生活保護が受けられるのか考えてみてほしい。
「早死するから気にしない」という人ほど長生きするというのは世の摂理。
「親の遺産があるから大丈夫」という人が親がそれを必ず残してくれる確証があるか心配してほしい。

「今が楽しければ」と目を背けてしまうが、誰にでもいつか直面する現実。
これらを知った上で貯金と趣味の両立をできるだろうか。

君は生き残ることができるか
みんなに不安を与えたいわけではない。できれば一生を通して楽しいオタクライフを過ごして貰いたい。
この記事に反響があれば、オタクとしてこの現実を生き残れるか、自分がこの10年で培った知識を書きたいと思う。

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